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北朝鮮外務省は13日朝、国営メディアを通じて、「全面的な経済封鎖によってわが国と人民を完全に窒息させることを狙った、極悪非道な挑発行為の産物であり、全面的に排撃する」と強く反発した。
そのうえで、「われわれの自主権と生存権を守り、地域の平和と安全を保障するための力の強化にさらに拍車をかける」として、核・ミサイル開発を一段と加速化させる姿勢を強調した。NHKなどが報道した。
決議は、北朝鮮への原油供給の年間上限を過去12カ月の総量とし、現状を事実上維持する内容となった。石油精製品の供給は上限を年間200万バレルに定めることとなった。
先の報道によると、北朝鮮は国連安保理決議第2375号を自国に対する挑戦であり、主権に反するものと捉えると表明した。12日、キム・ヘンジュン駐露北朝鮮大使がモスクワでの記者会見でこうした声明を発表した。