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発見された単細胞生物の大部分にあたる98%から99%が、他の生物の生育には適さない環境条件の中で生息する極限環境微生物に属している。これらの生物は、熱水泉、有毒な鉱山廃水、その他の塩分や酸性度、アルカリ度の高い水域などで生息することができる。
なお発見されたのは微生物ゲノムが7280、古細菌ゲノムが623。これらはヒヒの糞やパーム油廃棄物から取り出された細菌SHA-109や、熱水泉から取り出された未発達な古細菌類Uncultured Archaeal Phylum 2を含む20種類の新種の微生物に分類された。
先の報道によると、地球で最も打たれ強い生物であるクマムシは、太陽が水素を完全に枯渇させ、赤色巨星に変わって地球を飲み込む「地球の終わり」まで生き残る。