スプートニク日本
インタビュアーが「イベントの感想は」と問うと、これに対しキャリー氏はショーは全く意味がないと答えた。
「私はね、行って参加できるとすれば、一番意味のないものを見つけたかっただけですよ。そんなわけでここに来たんです。あなた方はこんなもの全部全く意味がないって認めなきゃいけませんよ。あるのは進行している、ということだけでしょう。」
この問いに多少勢いをそがれた記者は気を取り直し、ショーを祝おうと集まったショービジネスのアイドルたちについて尋ねてみたものの、その回答のほうが前をはるかに上回る奇天烈なものだった。
「お祝いしにきたアイドルだって? オー・マイゴッド! そりゃ、ここにくるために考えつく最低の目的だね。偶像を信じているんですか? 私はその人個人を信じていますよ。あなた方がここに存在しているということは信じないでしょうが、空中には素晴らしいアロマが漂っていることは信じますよ。」
「偶像も信じません。個人も信じません。世界は個人のむこうに、虚偽のむこうに存在していると思います。私たちは自分のためのエネルギーのダンスフィールドなんです。それにこのことで私は不安に陥ったりはしません。」
関連記事