朝鮮労働党の機関紙 「米国の敵対維持では圧力に屈しての核兵器放棄はなし」

© AP Photo / Wong Maye-E北朝鮮
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朝鮮民主主義人民共和国の朝鮮労働党の中央委員会の機関紙「労働新聞」は、15日の新たなミサイル発射実験を背景に、米国が敵対的な態度を続けている限り、いかなる外的圧力も北朝鮮に対して核兵器および弾道ミサイルの開発を拒否させることはできないとする記事を発表した。

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労働新聞は紙面の6段目に「いかなる圧力も我々に影響を講じえない」と題した記事を掲載し、米国に対して北朝鮮の話に耳を傾けるよう呼びかける内容を表している。

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「米国がこの先も我々の真摯な助言に耳を傾けないのであれば、我々共和国の自衛の報復措置はますます強化される。」記事にはこう書かれている。

15日金曜午前、北朝鮮はピョンヤン郊外から日本の方角に向けて弾道ミサイルを発射した。ミサイルは北海道の上空を通過し、襟裳岬から2200キロの地点で太平洋に落下した。理論上はこのようなミサイルはグアムにまで到達しうる。これより前、日米の外相らは電話会談を実施。これを総括して表した声明で河野外相は、国際社会はともに力を合わせ、北朝鮮へ圧力を講じねばならないと語った。国連安保理では日米韓のイニシアチブで現地時間15日15時に北朝鮮の新たなミサイル発射についての協議が行われる。

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