スプートニク日本
ザハロヴァ報道官は、今回の米国の通信社に対する行為に関し、ロシアは報復措置を行う権利を留保していると述べ、「米政権がロシアの情報通信社に対して行う圧力は、意見の表現の自由およびマスコミ活動の分野における国際的な義務への明らかな侵害である。このような動機づけに欠いた米国のアプローチは民主主義国家には受け入れられるものではない」と指摘した。
これより前、マスコミには、スプートニクがロシアのプロパガンダ機関として米国の外国エージェント登録法(The Foreign Agents Registration Act )に違反行為を行ったかのように決めつけられ、FBIがこれについての捜査の枠内でスプートニクの元社員のアンドリュー・ファインバーグ氏に対して尋問を行ったとするニュースが流されていた。
先の報道によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は12日、記者団に、米連邦捜査局(FBI)がロシアの国営通信社「スプートニク」の元社員アンドリュー・ファインバーグ氏の取り調べを行ったと報じられたことについて、これは意見の多元性や報道の自由の正しさを証明するものではないとし、この情報はロシア大統領府の懸念を呼んでいると語った。