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原因1.アデノシンの脳内蓄積
覚醒前の数時間はレム睡眠の状態にある。私たちがはっきりとした夢を見るのも、ちょうどこの時間帯だ。
このとき、脳は大量のアデノシン三リン酸(ATP)を必要とする。ATPは活力や注意力をもたらす一方で睡眠を促進するため、これが増えすぎると眠気を感じた状態で目覚めることになる。
原因2.共寝か一人寝か?
起床時の気分は、誰かと一緒に寝たかどうかによっても変わってくる。女性の場合、男性と同じ床で眠ると睡眠の質が落ちる。反対に男性では、一人寝の方が質の低下を招く。
原因3.夜更かし
夜の不眠は、脳器官で感情、記憶、注意力を司る海馬に影響を及ぼし、その委縮を引き起こす可能性がある。結果として、学習力の低下や記憶障害、更には若年性アルツハイマー病につながる恐れがある。
原因4.糖質不足
就寝前に口にする食べ物も、私たちの気分を左右する。甘いものを寝る前に食べることで翌朝の気分が改善するという最新の研究結果が発表されている。
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