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トルドー首相によると、ラボはケベック州モントリオール市に設置され、マギル大学のジョエル・ピノー教授を所長に迎える。ピノー教授は2017年末までに20人の研究者を集めることになっている。
首相は「(ラボの設立は)カナダがAI研究の世界的な中心地であること、また未来経済のリーダーとしての地位を強調するものだ。そして、他の海外大手テクノロジー企業もカナダ国内に自社拠点を開く流れが促進され、中産階級の新たな雇用の拡大につながる」と評価した。
フェイスブック広報部によると、同社はこの事業に700万ドルを投じ、今後はカナダ先進研究大学やモントリオール学習アルゴリズム研究所とも提携していく予定。
米フェイスブックのAI研究施設があるのは、本社メンロパーク、ニューヨークのほか、米国外ではフランスのパリの1か所のみで、今回のAIラボは2つ目の国外施設となる。
— Justin Trudeau (@JustinTrudeau) September 15, 2017
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