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フリーマン氏の呼びかけの一部は次の通りだ。
For generations, ppl have fought to protect democracy. Now it’s our turn. Watch Morgan Freeman explain Russia’s plot to undermine the U.S. pic.twitter.com/t65wckbmxS
— Investigate Russia (@InvestigateRU) 19 сентября 2017 г.
我々は攻撃されている。我が国は戦争状態にある。こんな映画のシナリオを想像してほしい。ソ連国家保安委員会(KGB)の元エージェントが、自らの祖国の破滅に怒り、復讐を果たす計画を企てている。政治的・社会的混乱の中、彼はソ連崩壊後のロシアにおける権力の頂点に登り詰め、大統領となる。そして自らの宿敵である米国に目を向けるのだ。彼は本物のKGBのスパイであり、そのため世界中の民主主義諸国に危害を加えるためにサイバー攻撃という手段をとる。ソーシャルメディアを使ってプロパガンダと嘘を拡散させ、民主主義社会に住む人々に対して、自国のマスコミや政治的に反対の立場をとる人々、さらに自分たちの隣人さえも信用しないように仕向けるのだ。そして彼は勝利を収めつつある!ウラジーミル・プーチン-この男はスパイであり、このストーリーは映画のシナリオではない。我が国の大統領は、直接我々に真実を語らなくてはならない。(中略)戦いに立ち上がるのだ。ロシア調査委員会に加わってくれ。ここにわが委員会へのリンクを示しておく。フェイスブックで『いいね!』してほしい。
米国の大統領選挙に介入したとして、ロシア政府は一度ならず非難を受けてきた。中でも、1月には米情報機関の報告書が一部公開され、その中では選挙戦の期間中に米国のコンピューターシステムを攻撃したハッカーの背後にはロシア政府が存在すると認定されている。それによればロシア政府の目的は米国内での政治プロセスに影響を与えることだったとされている。
一方ロシア政府は、米民主・共和両党に対するサイバー攻撃への関与を一貫して認めておらず、米大統領選挙に介入したとの非難をすべて否定している。