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例えば、ある質問者はロシアの多くの家庭ではそれぞれ戦争への参加話があると指摘した上で、コジェミャコ知事の家族の誰かはサハリンやクリル諸島の解放に参加したかと質問した。なお、9月2日、サハリン州は解放72周年を祝った。
コジェミャコ知事は「父は戦わなかったが、親類の叔父は全て、極東における闘いに参加した」と答えた。
話の終わりにコジェミャコ知事は、ある叔父が日本人女性に恋をした感動的な話を思い出した。叔父はその女性のためにケガすらしたという。当時、外国人女性に対する恋愛感情は厳罰をもって処されたが、「90歳になって亡くなるまで叔父はその女性のことを覚えていた」とコジェミャコ知事は付け加えた。
コジェミャコ知事は、叔父が当時の州中心における状況もよく記憶していたとして、「叔父が青年時代を過ごした様々な場所を訪れ、ユジノ・サハリンスクが経た変化を評価してもらうため、叔父をサハリンへと向かわせたかったのだが、健康状態から叶わなかった」と締めくくった。
先ほど、日本にロシア政府観光局Visit Russiaが開局されると伝えられた。東京にあるロシア大使館敷地内に拠点を構え、訪露を希望する日本の旅行者に対してコンサルティングサービスなどを提供していくとロシア観光局のオレグ・サフォノフ長官が明らかにした。