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国連総会の中で核兵器不拡散評議会の大臣会合に出席した王外務大臣は、「国際社会が達成した合意を多くの国が無視し、複数回にわたり核実験を実施しているため、テロリストら非国家勢力が大量破壊兵器を手に入れ利用するリスクが増大している」と現状を指摘し、「核兵器不拡散メカニズムの効率や普遍性、権威を高めることが不可欠だ」と強調した。
王氏はまた、中国政府は常に大量破壊兵器とその運搬手段の拡散に反対しており、同様の国際機構を保護し強化するため他国と協力していく姿勢もあると付け加えた。
先ほど、中国外務省報道局の陸慷局長は21日、日本の安倍首相が北朝鮮の核・ミサイル開発に不可欠な資金や技術の流れを遮断する必要性に言及したことにつき、朝鮮民主主義人民共和国の核開発問題を解決できるのは対話と協議だけであり、制裁や圧力はいかなる成果ももたらさないと述べた。