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15日、ベルリンに住む78歳の年金生活者の女性が地下鉄の車両内にお金の入ったバッグを置き忘れた。地下鉄の職員がバッグを探したが見つけることはできなかった。
ところが2日後、地元の難民収容センターで暮らす16歳の少女が母親とともに警察署を訪れた。少女は警察署の職員に、先日地下鉄の車両で発見したバッグを手渡した。お金は全く無事だった。
バッグを発見した難民の家族はその善き行いに対して表彰を受けることになっている。ドイツの法律では発見したお金や高価品を持ち主に返還した場合、総額または価格の3%の金額が報奨金として支払われることになっている。ただ、公共交通機関で発見した場合、その割合は半分となる。その結果、今回少女が受け取る金額は210ユーロとなる。
なお先に伝えられたところでは、米軍の兵士らが富士登山中に日本人女性を救出した。