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同委員会によると、現時点で独立に反対しているのは投票数の6.71%。今なお集計作業が続けられているため、結果が変わる可能性もある。公式結果は28日に発表される。
投票率は72.16%で、約330万人が票を投じた。
独立住民投票には、イラク政府のみならず、クルド人自治区に隣接する一部の国家や米国、国連も反対していた。隣国のトルコやイランは国境地域で軍事演習を実施し圧力を強めたほか、イランは空路も遮断した。イラク議会もまた、住民投票に参加したクルド人官僚全員の解雇を採決で決定し、同自治区と隣接国との国境管理を移譲することや、全ての石油関連商談・取引をイラク政府とのみ実施することを要求している。