スプートニク日本
事件は9月11日、クラスノダール市内で労働者らが見つけた携帯電話に残されていた写真から始まった。電話に残された写真には35歳の地元住人と女性のものと思われるバラバラの死体が写っていた。死体は翌日、航空学校の寮内で発見。切り刻まれた女性の死体がビニール袋とバケツの中に入った状態で置かれていた。
死体の発見後、マスコミやSNSを通じて「クラスノダール出身の人肉食の夫婦が誘拐、殺害を繰り返しており、複数の報道機関によれば1999年から30人以上が殺害されている」という情報が拡散した。
治安維持機関内の消息筋はスプートニクからの取材に対して「情報はまだ確証を得られていない。現時点で治安維持機関は片手の保存されたガラス瓶を発見している。町で遺失物として発見された携帯電話の持ち主は、ガラス瓶の中身は以前自分がセルフィーを行った手のうちの1本であることを認めた」と語っている。
消息筋の話では、電話の所有者は2件の殺人を行ったことは自供した。1件めの犠牲者は遺棄死体が寮で見つかり、その部分ととった写真が携帯電話に収められていた女性で、もうひとりは2012年に殺害している。
寮に居住していた夫婦は死体解体および他の犯罪への関与の疑いですでに拘束されている。続いてロシア内務省は容疑者が拘束された場所で撮影されたビデオを公開した。
関連記事