三菱自動車 ロシアで人気の2車種を再投入

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三菱自動車がロシア市場での風向きの変化を感じたようだ。25日、2年間の空白を経て、「Mitsubishi ASX」の新型モデルが発表された。車体の外観だけでなく、いくつもの技術的観点からも質的変化が施されている。ロシアにおける三菱自動車の販売会社「MMC Rus(エムエムシー・ルス)」の中村直哉社長兼CEOは発表会で、「『Mitsubishi ASX』は常にロシアで、中でも若い顧客層に非常な人気を博してきた。その理由は手頃な価格、最新のデザイン、そして万能性にある。我々は長い間、『Mitsubishi ASX』を再びロシア市場に投入できる機会を待っていた。そして今、その瞬間が到来した」と述べた。

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すでに5月には、別の人気オフロード車「Mitsubishi Pajero Ⅳ」の販売も再開されている。このモデルのロシア市場での販売は2016年に停止していた。ロシアの自動車愛好家の間では、この措置は「輸入車はロシアの車両自動緊急通報システム(ERA GLONASS)を搭載しなければならない」という規則と関係していると推測されていた。しかし結果的に規則が変更され、このシステムを搭載しない自動車も輸入できるようになった。

「MMC Rus」の事務所は「スプートニク」の取材に対し、「この2車種のロシアへの再投入は、需要の回復と自動車市場の成長によって可能となった。ロシアで人気のもう一つのモデル『Mitsubishi Outlander』も2012年からロシアのカルーガ工場で生産しており、しかも組み立て作業の全工程をここで行っている」と語った。

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