スプートニク日本
小池氏は、「民進党と合流という話があったが、私どもは、合流という考えは持っていない。これから『希望の党で戦いたい』という申し込みがあって初めて、候補者として選ぶかどうかだ」と述べた。また、「希望の党で出たい人もいるし、『そんなの嫌だ』という人もいるだろう。安全保障関連法の採決の際に全く賛成しないという人は、そもそも申し込みをしないだろう」と牽制した。
自身が総選挙に立候補するかどうかについては、「私がまた、国政に戻るのではないかと後継の名前まで出ているが、私のエネルギーは、東京五輪・パラリンピックの準備をしっかりして東京を引っ張っていくことだ」と述べ、立候補を否定した。
一方、前原氏は「同じ党で政権交代を目指すことになるので、出来るだけ早く公認候補を調整し、政策合意の中で目指す社会像を共有したい」と述べ、希望の党との調整を急ぎたいという考えを示した。共同通信によると、前原氏自身は党代表として残り、合流を巡って近く小池氏と会談する方針だ。
また、読売新聞によると自由党の小沢一郎共同代表も希望の党に合流する方向となった。小沢氏以外の党所属議員は対応を検討しているという。
これより前、東京都の小池百合子知事は28日午後、東京で開いた記者会見で、 国政には出ず、都政に留まる意志を明言した。