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メルボルンの裁判所は、ギブソン容疑者が代替医療と特別な食事により脳腫瘍を治したと主張し、読者を惑わしたとの判決を下した。明らかになったところ、ギブソン容疑者に脳腫瘍はなかった。
ABCテレビによると、ギブソン容疑者はSNSにメディア帝国を作り上げ、料理本を出版して、健康的なライフスタイルに関するアプリを出すことで42万ドルを稼いだ。脳腫瘍を治したという話によりギブソン容疑者はすぐさま人気と知名度を得た。報道によると、2014年、オーストラリア版の雑誌『ELLE』はギブソン容疑者を「最もインスピレーションを与える人物」に選んだ。
ギブソン容疑者への調査を始めたのはビクトリア州消費者局。昨年夏、民事訴訟が起こされた。さらに、容疑者はアプリや本による売上から得られた金を寄付すると約束していたが、空約束だったことが明らかになっている。
報道によると、ギブソン容疑者のアプリは41万1000回ダウンロードされ、本は1万6000冊売れた。
— Allure (@Allure_magazine) 28 сентября 2017 г.
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