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マスク氏は、このシステムのため現在スペースXが開発する再使用可能なロケットBFRや特別な宇宙船を活用することを提案。BFRで地球の軌道や火星に人や物資を運ぶことを目標としており、マスク氏によると、有人火星飛行は24年に実現される。
プレゼンテーションでマスク氏は短い動画を公開。それによると、諸都市周辺の水上にBFRロケット発射場を設け、ロケットまでは船で向かう。ロケットの発射後、現在のファルコン9の第一弾目ブースターのようにブースターが地上に着陸する構想だ。ニューヨークから上海までは39分で最高速度は時速2万7000キロ。世界の大都市間の移動にかかる時間は半時間以下で、地球の最も奥深い地点でさえ1時間で到着可能になる。
マスク氏がインスタグラムに投稿したところによると、価格は飛行機のエコノミークラス程度になる見通しだという。
これより前、イーロン・マスク氏がインスタグラムで自社の宇宙船による火星への惑星間飛行をシミュレーションした動画を投稿した。