米当局 「ワナクライ」ウイルスと北朝鮮の仕業と断定せずも同国のサイバー攻撃に警戒

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身代金(ランサム)要求型マルウェア「ワナクライ」につき、一部の国では朝鮮民主主義人民共和国の犯行としているものの、米国家安全保障局(NSA)のバーンズ副長官は「(北朝鮮の責任を)特定するのはとても難しい」とし、「我々NSAとしては断定しない」と述べた。

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その一方で副長官は、北朝鮮はこのウイルスとはたとえ無関係だとしても、サイバー攻撃を何度か仕掛けてきており「北朝鮮政府では、あらゆる結果をもたらす可能性のあるサイバー攻撃実施リストが作られている」と明かした。

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「ワナクライ」による大規模なサイバー攻撃は今年5月12日に始まり、被害は150カ国2万人超に及んだ。ハッカーは、NSAの攻撃プログラムを加工したものを使用したとされている。

この「ワナクライ」に関しては、その拡散阻止に貢献し英雄視されていた英国籍のセキュリティ専門家マーカス・ハッチンズ氏が8月、不正送金ウイルスを作成した容疑で逮捕される事件も起きていた。

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