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日産は2日、国内の6か所のすべての工場で資格がない従業員に車の出荷前の安全検査をさせていた事実を明らかにした。実際には検査をしていない有資格の従業員の印鑑が押されていた。
2014年10月から2017年9月まで生産、販売されてきた24種のおよそ121万台については、再点検を行うため、今週中に国土交通省にリコールが出される。
西川社長は、無資格検査がすべての工場で行われていた背景について、人手不足によるものではなく、検査員の自覚の欠如と検査自体が軽視されていたことが理由だと話している。