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プーチン大統領はクラスノダールで開幕したロシア連邦保安庁のパートナー国の特務機関や治安機関の責任者たちによる第16回会合の挨拶で、次のように語った-
「我々はテロやそのイデオロギーの普及、不法武装集団への資金提供に対する総合的なアプローチ、現代の主要な脅威との戦いにおける『ダブルスタンダード』政策の拒否を支持している。同分野における国連安全保障理事会の重要な決議の遂行を国際社会に呼びかける」。
プーチン大統領はまた、世界各地で発生しているテロ行為の増加は、国際テロ対策における共同努力の必要性を証明していると指摘した。
またプーチン大統領によると、シリアとイラクでのテロ対策はテロリストのインフラを完全に撲滅するまでには至っていない。
大統領は、これに関連して外国のテロリストによる深刻な危険性があるとし、武力紛争地域でイデオロギー的な教えや破壊訓練を受けた戦闘員が、自分の国へ帰り、そこでテロ活動を続けていると強調した。
プーチン大統領は「この国際テロの人的資源は迅速に見つけ出され、タイムリーに処分されなければならない」と述べた。
なお、先に伝えられたところでは、ロシア航空宇宙軍はシリアでの特別作戦で国際テロ組織「ヌスラ戦線」の司令部の殲滅に成功した。