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火は、2020年の開催地が東京に決まった際に「東京オリンピックの聖火」と紹介されていたものの、実際は再点灯されたものだった。当時の所長は「夢を壊すようなことを言えず、葛藤があった。今は『聖火の火』と紹介するのをやめている」と話している。
鹿児島市にある県立青少年研修センターは、前回、昭和39年の東京オリンピックの聖火リレーで使われた種火を譲り受け、ランタンに入れ、職員が灯油を継ぎ足しながら大事に守ってきた。
ところが研修センターの元所長の話では、火は、2020年のオリンピック・パラリンピックの開催都市が東京に決まる直前の2013年8月ごろに、管理がうまくいかず、消えた。 この件についてコメントを求められたJOC=日本オリンピック委員会は、「聖火は大会が終われば消してしまうので残っていないはずのものだ」と話している。
先の報道によると、国際オリンピック委員会(IOC)は2024年、2028年の五輪招致都市候補を最終的に発表した。