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「エクソマース2020」は欧州宇宙機関(ESA)とロシア・ロスコスモス社が共同で進めている火星探査計画「エクソマース」の第2段階で、ロシアの作る着陸プラットフォームと欧州の製造する火星探査機から成り立つ計画。プラットフォームにはロシア側からは11の機器が欧州からは2機が乗せられる。ロシア側は11機の中のひとつに火星の音を録音するマイクを入れる。プラットフォームが火星に到着するのは2021年3月頃になる見込み。
ロディオノフ氏は「(火星の)表面で音を録音するという構想は新しいものではない。どうなるか見てみよう。もちろん将来は表面からの録画も録音も公開される」と語っている。またプラットフォームには RGBカメラ4台から成るブロックが入り、これが火星のパノラマ写真を撮影するほか、明るさや風速を計測するセンサー、温度、湿度、ダストを測るセンサーも入れられる。
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