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デインリー氏は事件前に米国を離れたが、パドック容疑者がフィリピンに10万ドル(約1100万円)を送金したことが明らかになったので、当局は女性が何らかの事情を知っている可能性があるとみている。しかし、現時点でデインリー氏の事件とのつながりは不明。
ラスベガスのジョセフ・ロンバード保安官は2日の記者会見でデインリー氏が東京に滞在していると予測したが、フィリピン入国管理当局によると、女性は事件当日にフィリピン国内にいた。デインリー氏は9月15日に日本からフィリピンに到着した後、香港も訪れたが25日にフィリピンに戻ったとみられる。
オーストラリア在住のデインリー氏の姉妹2人は「容疑者は計画を邪魔されないように(彼女を海外に)追いやったのだと思う。彼女は何も聞かされておらず、知っていれば止めていた」などと地元メディアに涙ながらに話した。
今回の事件を受け、ラスベガスの一部ホテルやカジノでは金属探知機を使って宿泊客のかばんなどを調べ始めた。