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外相は「ロシアは世界および地域上の舞台における重要なプレイヤーであり、近東地域でも有益な役割を演じることができるだろう。我々は既存の課題に共同で取り組むことを支持している。両国の政治的な立場は、ほかの多くの国が考えているよりも実際は近いものだ」と述べた。
また、両国の軍事関係は積極的な武器売買取引によって強化されていくことにも言及した。「武器調達合意の署名を以て(軍事)関係は強まっていくだろう。これは長期的なものになる」(ファキーフ外相)
サウジアラビアはこれまで親米路線をとってきていた。だが今では同国の将校たちがロシアで教育を受けていることも外相は明かし、10年前には考えられなかったであろう驚くべき前進だと評価した。
両国の軍事関係発展を裏付けるかのように、先週はサウジアラビアがロシアの地対空ミサイルシステムS-400 「トリウームフ」を購入する可能性についてメディアが報じていた。