米国がイランの核取引から離脱を示唆 ラブロフ外相が困惑のコメント

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米国がイランと結んだ核合意を破棄する計画を表したことを受け、ロシアのラブロフ外相は声明を表し、合意からどう合法的に離脱できるのか想像し難いとの見方を示している。ラブロフ外相はブルンジ共和国の外相との交渉を総括してのぞんだ記者会見で次のように述べている。

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「この合意はすべて国連安保理決議によって承認されており、遂行義務がある。それに、正直言って、これから数日以内に米国が何を言い出すか、私にはわからない…。平和と安定を司る最高機関が承認したという決定も含め、本合意が持つ地位を考慮すると、集団の尽力によって実り、国際法の規定と同様と万人に認められたこの合意からどう合法的に離脱できるのか、私には想像し難い。」

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ラブロフ外相はイランとの包括的共同行動計画について、これは「あらゆるクレームを検討する具体的なメカニズムも含め、合意のあらゆる局面を詳細にまで記載した」包括的な文書だと指摘した。

「これはみなさんに断言できるが、米国を除いた六か国とイランという合意の他の参加国らは、合意の完全な遂行を推し進めていくことを公式的に明らかにしている。」ラブロフ外相はこう付け加えた。

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