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エメリヤノフ報道官は「米国防総省は、攻撃兵器と防衛兵器を共用するコンセプトを実現しながら、即時全地球攻撃の将来性のある攻撃兵器の製造に乗り出した」と語っている。リアノーボスチ通信が報道官の声明を引用して報じた。
報道官はさらに、こうした「非核」兵器は「こんにち戦略核兵器」が担っている課題の解決に欠かせないと指摘し、「ミサイル防衛システムの展開と即時全地球攻撃手段の製造計画が互いに関連していることは明らかだ」と補足した。
報道官はまた、米国のミサイル防衛システムの「有効性」はロシアと中国の戦略核兵器施設に「破壊的な」攻撃を行う際に「著しく高まる」と指摘している。
ロシア国防省からはこれより前、米国のミサイル防衛システムは国際宇宙活動の安全を脅かしているという指摘が挙げられていた。また2017年初頭、連邦ニュース局はモスクワおよびモスクワ州のミサイル防衛システムは全面的に刷新されると報じていた。
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