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在日米海兵隊は17日、具体的な再発防止策には触れず、「専門家が整備記録を調査した結果、問題点は確認されず、運用上の懸念はない」という内容の声明を出した。小野寺五典防衛相は「安全性の十分な説明がない状況で一方的に発表したことは極めて遺憾だ」と述べていた。
事故は11日に発生。CH53E大型輸送ヘリコプターが訓練中に出火し、東村高江の米軍北部訓練場に近い民間所有の牧草地に緊急着陸した。機体は炎上、大破した。乗員や住民にけがはなかった。事故を受け、ニコルソン在日海兵隊司令官は12日、同型機の4日間の運用停止を命令した。