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リャブコフ外務次官は、18日に開幕した包括的核実験禁止条約機関準備委員会・青年グループの第1回国際会議で演説し、「包括的核実験禁止条約の一刻も早い成立を狙う努力を深刻に難しいものとしているのは、朝鮮民主主義人民共和国が続ける核実験である。我々はこうした行為を断固として糾弾するが、一方で北東アジア地域に緊張を生むような歩みを避けることは絶対必要であると考えている。これにはもちろん、この地域で数か国によって行われる大規模海上軍事演習が入る。あらゆる方面に交渉のテーブルに戻るよう呼びかける。これはこの問題を解決する唯一の道である」と語った。
米国と韓国は16日、日本海と黄海で合同軍事演習を開始した。これには米航空母艦「ロナルド・レーガン」を先頭とするおよそ40隻の攻撃船団が参加して大規模に行われている。韓国のYTNテレビの報道によれば、日本海上での本演習は朝鮮半島有事の際に備え、北朝鮮の重要な軍事施設に攻撃を行うことを目的に掲げたものとなっている。
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