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17日、シリア民主軍のアラブ人とクルド人部隊が、米国の支援を受けてラッカを制圧し、町に残っている戦闘員を見つけ出す掃討作戦や地雷の除去作業などを行っていると報じられた。
戦闘員らはもう組織的な抵抗は行っていないものの、町には所謂「スリーピングセル(眠っている細胞)」が残っている可能性がある。
シリア民主軍の声明では「国際有志連合の支援の下でのシリア民主軍の勝利は、特に所謂『首都』の陥落、傭兵たちの混乱、降伏後に、シリアにおける『ダーイシュ』の最終的な撲滅に近づけた」と述べられている。
シリア民主軍の指導部はラッカ制圧について、武力紛争の終わりと「新たなシリアの建設」のはじまりを告げているとの見方を示している。
なおシリア民主軍は、「シリアの領土保全の維持を可能とする連邦、民主的国家」を建設するためのプロジェクトを提案する用意があるという。
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