米MDシステムに脆弱性が見つかる

© AP Photo / Missile Defense Agency, Joe Davila米MDシステム
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外交政策や国家安全保障を取り上げるサイト「War on the Rocks」のコラムニストであるアンキット・パンダ氏とヴィピン・ナラン氏が米国の地上配備型ミッドコース防衛(GMD)システムの有効性を評価した。

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GMDシステムの迎撃ミサイルは18度実験され、うち10回で成功した。つまり、成功率は56%ということになる。

トランプ大統領は先週、フォックスニュースのショーン・ハニティ氏のショー番組に出演し、米国には97%のケースで敵ミサイルを撃ち落とせるMDシステムがあると述べた。複数の専門家は、トランプ氏がGMDのことを指したと見なした。

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パンダ氏とナラン氏はしかし、MDシステムの性能に関してトランプ氏の評価には賛成しない。

現在、米本土防衛のために36基のGMDシステムがあり、アラスカ州フォート・グリーリー基地とカリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地に配備している。敵ミサイル1発の迎撃確率は97%だが、それは1発当たりの成功率を56%とした時の迎撃ミサイル4発の成功率だ。一方著者らは、トランプ氏が97%と述べた時、迎撃ミサイル4発ではなく、1発の発射を念頭に置いていたと指摘。

パンダ氏とナラン氏の見方では、米国はGMDシステムの数を増やす必要がある。現存する36発の迎撃ミサイルを用いても、9発の北朝鮮からのミサイルに対しては、米本土にミサイルが到達する可能性が3%残ってしまうためだ。

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