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ティラーソン氏は中国により南シナ海での軍事拠点化に関し、「国際法への直接的な挑戦だ。中国は時として法に基づく国際秩序を損ねている」と批判した。
また、ティラーソン氏は「中国との建設的な関係を求めている」とする一方、「中国が周辺国の主権を踏みにじり、米国や友好国を不利にさせることには萎縮しない」と強調。
中国による海外へのインフラ投資は、「当該国に膨大な額の債務が残るが、雇用創出につながらないことが多く、ちょっとしたきっかけで債務不履行を招いてしまう」とティラーソン氏が指摘した。
先ほど、中国の習近平国家主席は、18日開幕した第19回中国共産党大会の開会式で演説し、党は今後も世界秩序の維持に向け積極的な努力を続け、中国を強国に変える方針だと述べた。