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同省のツイッターでは、「キエフ、11時(日本時間17時)、最高会議近くの集会におよそ700人が参加している」と述べられている。
新たなマイダン到来か 議会近くで大規模集会
© Sputnik / Andrey Lubenskiy
/ 17日、民族主義政党の「民族軍団」と「自由」、そして元ジョージア大統領で元オデッサ州知事でもあるサアカシュヴィリ氏が率いる政党「新勢力運動」、「祖国」、「自助」、さらに一連の社会団体の旗を持った数千人が最高会議のそばで抗議運動を始めた。
集会参加者らは議員特権の廃止、選挙法の改正、「反汚職法廷」の設置を要求している。サアカシュヴィリ氏は、もし要求が満たされない場合、集会参加者らはポロシェンコ大統領の辞任を求めるとしている。
集会初日は要求が一つも満たされないまま終了し、「すべての要求が満たされるまで無期限に集会を続ける」ことが宣言された。その後、集会参加者と、最高会議前の広場でのテント設置を妨害しようとした警察が衝突した。
ウクライナは政治危機の新たな段階を迎えている。2013年11月21日、ウクライナと欧州連合(EU)の「連合協定」への署名準備を当時のウクライナ政府が一時停止したことに反発し、キエフ中心部の独立広場やウクライナの他の複数の都市で数カ月にわたって流血を伴うことになる大規模な抗議運動が始まった。いわゆる「ユーロマイダン」である。この時期にウクライナの政治状況は不安定化した。結局2014年2月、抗議運動は反政府主義的な性格を帯びてウクライナの政権交代につながり、ポロシェンコ大統領が新たに就任した。
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