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スペインのラホイ首相は21日、スペイン政府がカタルーニャ自治政府全体から権限を剥奪すると発表した。カタルーニャ州では議会が早期解散され、選挙が実施される。これに対し、カタルーニャ州議会の与党幹部は23日、本会議を26日に開いて対応を協議することを明らかにし、複数の地元メディアはこの本会議で州議会が独立宣言を議決する可能性もあると伝えている。NHKが伝えた。
スペイン紙「エル・ムンド」が同日、スペイン最高検察庁はカタルーニャ州のプチデモン首相が同州の独立を宣言した場合、プチデモン氏を告発する準備を終えたことを伝えた。
スペイン中央政府が認めないまま、カタルーニャ州の独立を問う住民投票が10月1日に実施されたが、投票は文字通り同州を爆発させた。同地での何千もの抗議は収まっていない。
国王フィリペ6世が行った前例のない演説で国王は、カタルーニャ自治政府による「スペインの一体性の破壊」を目的にした「容認できない不服従」を非難した。