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24日、ショイグ氏は東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議で演説し、「2015年まで、ダーイシュはシリア領での石油売却によって年間およそ30億ドルを得ていた。これは1日当たり最大1千万ドルになる計算だ。現在、ダーイシュへのシリア領からの資金供給は事実上断たれている」と述べた。
また、「200カ所を超える石油・ガス採掘施設、184カ所の石油精製施設、126カ所の燃料補給装置、そして約4千台のタンクローリーを破壊した」とも述べた。
さらにショイグ氏は、ダーイシュが支配していたシリア領は、ロシア航空宇宙軍による作戦開始以前にはシリア全体の7割を超えていたが、現在ダーイシュの支配下に残っている領土はシリア全体の5%以下であると明らかにした。