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ペスコフ氏は「当然ながら、テロリストに加わり、テロ活動と関係を持つ者、武器を手にシリア・アラブ共和国の軍に対立する者、あるいは特にロシアの作戦に参加しているロシア兵を倒すために武器を供給している者たちは犯罪者であり、彼らは殲滅されている。これについて我々は毎日ロシア国防省から報告を受けている」と述べた。
またペスコフ氏は、ロシア大統領府はシリアでテロリストの側に立って戦うロシア人に関する米国の分析会社ソウファン・グループ(Soufan Group)の情報の信憑性に疑念を抱いていると指摘した。
ペスコフ氏は記者団に「第一に我々は引用された情報をどの程度信頼できるのか、それらが何に基づいて用意されたのか、また基盤として何が用いられたのか、同組織がどのような情報源を持っているのかよくわからない。我々はこれに関する情報を持っていない。私たちはこの情報の信憑性に疑問を呈する方向に傾いている」と述べた。
先にソウファン・グループは、イラクとシリアで「ダーイシュ」の側に立って戦っている最大の外国人グループを形成しているのはロシア人だとの報告書を発表した。