スプートニク日本
カスペルスキー氏によると、2014年にアナリストらが同氏のオフィスを訪れ、ハッカー集団イクエーション・グループに関する情報をダウンロードしたと述べ、その中にNSAの機密文書があると伝えた。カスペルスキー氏はアナリストらに情報を「すぐに削除」するよう指示したという。
なおカスペルスキー氏は、「カスペルスキー・ラボ」がNSAに機密情報の入手を知らせたかどうかという質問には答えなかった。
9月、NSAは「カスペルスキー・ラボ」の製品が米国の国家安全保障に脅威を与えていると発表した。ロシア当局はこれを批判した。カスペルスキー氏は、同社は米市場から去る意向はないと発表した。