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9月初め、米国政府の要求によりサンフランシスコのロシア総領事館とワシントン、ニューヨークにある通商代表部が閉鎖された。
ワシントンのロシア大使館は、「米側が閉鎖された総領事館の公文書をワシントンのロシア大使館に引き渡す際、ロシア側が自発的に総領事館から公文書を持ち出すことを米国政府が国際法に違反して許可しなかった」と発表し、「領事館の公文書等は、いかなる時でもその所在地にかかわらず不可侵である」と指摘している。
ザハロワ氏によると、総領事館の公文書の一部はロシア側の同意なく検査され、梱包し直されて民間輸送会社により運び出された。
米側による行動に対してロシア側は抗議し、抗議文が米大使館に渡された。