世界初の水素路面電車 中国で運転開始

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中国河北省の唐山で世界で初めて、水素を燃料とする燃料電池で走る路面電車が商業運転を開始した。新華社通信が伝えた。

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この路面電車を開発したのは中国企業「中国中車(CRRC)」。

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報道によると、この路面電車は走行時に有害物質を空気中に一切排出しない。水素を燃料とする燃料電池内部の反応によって生じる温度が摂氏100度を下回るようコントロールされるため、窒素酸化物が発生しないのだ。

最新技術により車体の床とレールの間の距離を35センチに抑えたことで、プラットホームを必要とせず、乗客は簡単に乗り降りできる。

水素の補給にかかる時間は15分、これで40キロの距離を最高時速70キロで走行できる。

唐山は中国最初の工業都市の一つで、この最新型の路面電車が走るレールは135年もの歴史を持つ。

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