ソニーの犬型ロボット「アイボ」復活

© REUTERS / Kim Kyung-Hoonソニーの犬型ロボット「アイボ」復活
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ソニーは1日、犬型ロボット「aibo(アイボ)」を発売すると発表した。初代「AIBO」の生産が打ち切られた2006年以来、平井一夫社長の下で約12年ぶりに復活する。ブルームバーグが伝えた。

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価格は19万8千円(税抜き)で、AI(人工知能)を搭載したペットとして一般家庭向けに広く販売を目指す。NHKによると、インターネットに接続して機能のアップデートを受けられるサービスも月額2980円で提供される。1日午後11時1分から予約を開始。来年1月11日からネット直販サイト「ソニーストア」で限定販売する。

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幅180ミリ、高さ293ミリ、奥行き305ミリで重さは2.2キロ。インターネットと接続してAIも活用し「飼い主」に賢く育てられるよう設計した。距離画像センサーなど複数のセンサーを駆使、感情をより豊かに表現するため眼球には2枚の有機EL(OLED)を採用した。約3時間の充電で約2時間稼働する。

初代アイボは1999年に発売されたが、社内の構造改革の中で06年に生産を終了した。その後12年に就任した平井氏が事業全体の収益性改善を図る一方、ソニーらしさを体現できるとして16年にロボット事業を復活した。

ソニーは31日、2018年3月期の業績予想を上方修正。営業利益は20年ぶりの最高となる6300億円と予想している。

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