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同誌は、「関係者2人の話では、(いわゆる「ロシア疑惑」を捜査する特別検察官の)ミュラー氏による捜査がここまで進むことを許したとして、政権の法律顧問チーム全体への不満をトランプ氏が述べている」としている。関係者のうちの1人によると、31日、トランプ氏はバノン元首席戦略官との会話で、「とりわけミュラー氏の任命につながった、フリン元大統領補佐官とコミー元連邦捜査局(FBI)長官を辞任させる決定を下す際にクシュナー氏が関わったことを非難した」という。もう1人の、トランプ氏とバノン氏の会話を知る関係者は、「(トランプ氏の選対顧問を務めた)ロジャー・ストーン氏が、クシュナー氏は自分に悪い政治的助言をしていると発言すると、トランプ氏は同意した」と述べている。
この情報についての公式なコメントをホワイトハウスは発表していない。
いわゆる「米大統領選挙における干渉」と「トランプ氏のロシアとの関係」を捜査する特別検察官には、ロバート・ミュラー元FBI長官が任命されている。