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スペイシー氏をめぐっては、ドラマシリーズ『スタートレック』に出演する俳優アンソニー・ラップ氏が、14歳のときに酒に酔ったスペイシー氏からセクハラを受けていたと告発した。スペイシー氏本人は、当時未成年だったラップ氏に対する事件を覚えていないとした上で、同性愛者であることを公表した。
その後メキシコの俳優、ロバート・カバゾス氏も、スペイシー氏によるセクハラ被害を受けたとして、「スペイシー氏がセクハラ行為に及ぶ際に必要な唯一のことは、対象が30歳未満であるということだ」と発言。似たような被害に遭った人を他にも大勢知っていると述べた。
今回のセクハラ疑惑を受け、米動画配信サービス大手のネットフリックスと米映画製作会社のMRCは、スペイシー氏が主演しているドラマシリーズ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の第6シーズンの製作を一時中断すると発表している。