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「人工知能は人間を完全に変えてしまうかもしれない。今、コンピューターウィルスを開発しているのは人間だが、将来は自分で自分を改善し、作り直すことのできる人工知能を誰かが開発してしまうかもしれない。これはもう新たな生命体の誕生であり、人間を凌駕してしまう。」
ホーキング博士は、車は高性能を追求すれば人の操作を必要としなくなるかもしれないが、そうした事態が起きなかったとしても、人間は自分の手で自らを抹殺するリスクを冒していると考えている。
「我々はもう引き返すことのできない地点を通過してしまった。地球は我々が住むにはあまりに狭くなった。人口は恐ろしい勢いで増えており、我々は自ら自分を殺しかねない。」
ホーキング博士はこの状況での主たる課題は、人類が地球以外の惑星に到達して、そこを植民地化することができるよう、より多くの人に科学に従事してもらうことだと語っている。
これより前、テスラモーターズ、スペースX社の社長のイーロン・マスク氏も人工知能によって第3次世界大戦が始まる危険性を予言している。