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実験には80歳から96歳の人々が参加し、友人が多いグループと交流的ではない人のグループの2つに分けられた。
参加者は、読み上げられた15の単語を後で思い出す検査などで認知力や記憶力が検査された。
その結果、第1グループのパフォーマンスは第2グループより格段に上であることが明らかになった。
その後、参加者は自律性、他者との肯定的関係、環境のコントロール、自己成長、人生の目的、自己受容といった心理的幸福感の尺度を調べる42項目のアンケートに回答した。
明らかになったところ、認知力や記憶力を検査するテストにおいて良い成績を残した参加者は、他者との肯定的関係を高くマークした。
一方研究グループは、強い社会的繋がりがアルツハイマー病にならないことを保証しないと指摘しつつも、特定の食生活や喫煙しないことなど、健康的な行為のリストの中の重要な項目にはなるだろうと述べる。
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