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書面によると、統合参謀本部は、北朝鮮問題の解決措置として経済や外交の圧力を全面的に支持している。一方、仮に米国が武力行使に踏み切った場合、北朝鮮の核関連施設を完全に破壊するには地上侵攻が唯一の手段だとしている。
また、北朝鮮が米国の武力行使に対しては、生物・化学兵器を使用する可能性が否定されていない。
書面を公表した米民主党の議員は「米国が地上侵攻に踏み切れば、最初の数日間の戦闘で数百万人の死者が出る可能性があり、深く憂慮される」と述べた。
先の報道によると、米議会調査局は1日までに、北朝鮮に対し米国が取り得る選択肢についての報告書をまとめた。7つの軍事オプションを例示した上で、核やミサイルの関連施設破壊など実際の攻撃を伴う選択肢は北朝鮮の反撃を受ける公算が大きく、甚大な犠牲が不可避だと警告した。