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モスクワ時間6日14時(日本時間同20時)の時点でブレント原油ICE先物価格は、前回取引終了時と比べて0.63%値上がりし、1バレル62ドル45セントとなった。WTI原油12月先物価格も0.54%上昇し、1バレル55ドル95セントの値をつけた。
5日サウジアラビアで、マンスール・ビン・ムクリン王子とアシール州の高官数人が乗ったヘリコプターが墜落した。
同日、同じくサウジアラビアで王子11人と現職・元職あわせて数人の大臣が逮捕された。逮捕された中には、世界で最も裕福な人物の一人であるアルワリード・ビン・タラール王子も含まれている。逮捕を指揮したのはサウジアラビアの反汚職委員会。前日には、その委員長にムハンマド・ビン・サルマン皇太子が任命されていた。サルマン国王は国内での大規模な汚職対策の開始を宣言している。
一方、ロイター通信は11月初めに関係者の話として、サウジアラビアが事実上の盟主である石油輸出国機構(OPEC)が、石油の減産合意を2018年末まで延長する見通しであると伝えていた。