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調査結果は、ドイツのボンで開かれている気候変動から地球を保護するための国際会議で発表された。
2017年1月から9月の気温は、エルニーニョ期によって過去最高を記録した2016年の数値は超えなかったものの、観測史上2位の2015年に次ぐ高さだったという。
WMO事務局長によると、過去10年間で温暖化プロセスは鈍化したが、いま再び力を取り戻している。
専門家らは、地球温暖化による最も大きな人的被害を受けるのは途上国になるとの見方を示している。
特に南アジアに最も大きな問題が生じると予想されている。なお今年6月、トランプ米大統領は気候変動に関するパリ協定からの米国の離脱を表明した。