スペースXの最新エンジン 試験中に爆発

© REUTERS / Joe SkipperスペースX(アーカイブ)
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スペースX社は、最新エンジン「マーリン」の認定試験中に爆発が起きたと発表した。マーリンは「ファルコン1」と「ファルコン9」ロケットで使用されており、「ファルコンヘビー」ロケットに搭載される計画だった。なお、けが人はいなかった。ニュースサイト「ギズモード」が伝えた。

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スペースXによると、現在事故の原因について綿密な調査が行われている。なおエンジンの爆発は打ち上げスケジュールには影響しないという。

またスペースXは、「ブロック4」と「ファルコン9」に利用されるエンジンの試験プログラムを継続する。

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認定試験は、ロケットの打ち上げにまだ使用されていなかった「ブロック5」のエンジンに対してのみ中止された。

超重量級ロケット「ファルコンヘビー」の初打ち上げは2017年11月に予定されている。スペースXのイーロン・マスク社長は、高い確率で打ち上げは失敗すると考えている。マスク氏は、その理由は27基のエンジンが同時稼働する必要性にあるとし、「たくさんのことが上手くいかない可能性がある」との見方を示している。

ファルコンヘビーは「世界最強のロケット」で、打ち上げ費用は、世界最大の打ち上げ能力を持つ「デルタIVヘビー」ロケットの3分の1(約1億2000万ドル)。

これより前、スペースXが開発・打ち上げを行うロケット「ファルコン9(Falcon 9)」の1段目(ブースター)がドローン艀"Of Course I Still Love You"に着陸後、火災を起こしたと伝えられた。

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