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レポートによる試算では、現在の紛争がこのまま維持された場合、戦争に費やされる費用は来年2018年末までにおよそ5兆6千億ドルに達する。しかもそのうち約3兆ドルが戦闘に参加した兵士らの治療費負担金に支払われることになる。
このことから、米国が自国の外で行った戦争に過去16年、米国民一人当たりが支払った税負担金は平均でも2万3368ドル(265万円以上)にのぼることが導き出された。
ブラウン大学のレポート作成者らは、米国防総省が出した試算額の方は1兆5200億ドルとこれより格段に低いことを指摘している。この計算だと米国民一人当たりの戦費負担額は7340ドル(83万3千円)とされている。
11月8日、米議会は2018年の戦費について7億ドルとすることで承認した。そのうち46億ドル欧州におけるロシアの「抑止」に拠出される。
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