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ロサンゼルス・タイムズによると、IBMの量子コンピューター部門を担当するダリオ・ギル氏が、50量子ビット(キュービット)の試作機を製作したと明らかにした。
TechCrunchによると、50キュービットの量子コンピューターが商用として提供されるようになる時期は不明。また、年末までに20キュービットの量子コンピューター・システム「IBM Q」はクラウドサービス経由で提供されるという。
「IBM Q」は昨年5月にサービスを開始。現在は5キュービットの量子コンピューター・システムが提供されている。
量子コンピューター技術は現在、開発が始まったばかりだ。そこでは重ね合わせや量子もつれといった量子力学現象が用いられている。完全な量子コンピューターはまだ完成していない。
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