英首相「ロシアは世界秩序に対する脅威」

© AP Photo / Matt Rourke英国のテリーザ・メイ首相
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メイ英首相が就任以来で最も強い調子でロシア政府を批判し、ロシアが「選挙に介入し、サイバー空間でスパイ活動を行っている」と非難した。英BBCが伝えた。

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シティ・オブ・ロンドン市長が開催したパーティーで演説したメイ氏は、ロシア政府が「自由社会の破壊」を試みているとし、「ロシア政府は西側諸国で不和の種を蒔くことを狙ってフェイクニュースを発信している」と述べ、英国政府はロシアとの永遠の対決を望んではいないが、自らの利益を守る意思があると語った。

また、「ロシアは欧州数カ国の領空を度々侵犯し、はっきりとした目的を持ってサイバー空間におけるスパイ活動や分裂工作を行ってきた」、「これには選挙への介入や、デンマーク国防省とドイツ連邦議会に対するハッカー攻撃も含まれる」と主張し、「ロシアの活動に対抗するため、我々は必要な措置を講じる」と述べた。

一方で、ロシアとのこのような関係は英国が求めるものではないとし、「我々は冷戦時代に戻りたくはないし、恒常的な対決状態に陥ることも望んでいない」と述べた。

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